お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

千秋楽におもう

昨日は帰宅してからは、ブログのほかは何もせず、ゆっくり春場所の千秋楽をテレビ観戦した・・・白鵬関、36回目の優勝おめでとう。

ただ今回は、インタヴューが異常な雰囲気だった。優勝を決めた最後の一番に聞くに堪えないブーイングが飛び交ったらしい。インタヴューも中断された。
立ち合いに、相手の顔面に手を当てるという小技を使ったのが、功を奏して、そのまま日馬富士が土俵を割った・・・最後の大一番で、力相撲を期待していた観客は、がっかりしたのだろう。
スポーツばかりではない、勝負事は結果がすべてだから、勝たなければ生き残れない世界で、ルールに反さないかぎり、勝つために、あらゆる手を使うことが許されている。しかし、トップに立っている強い者に対しては、世間の人はきびしい、下っ端なら許される行為も、トップがしたら許さないという風潮がある。トップを理想化するからだろう。
これは、人間本来的に備えている、自分には甘く、他人にはきびしいというずるさ、自分勝手さがゆえんではないかと思う。ずるいことをまったくしない人間など、まずいない。自分のずるさはひたすら隠して、他人のずるさ、とくに上に立つ者や有望な人に対しては、きびしく当たる例をよく見てきた。出る杭は打たれるともいう。
しかし、周囲の人は砥石で、それで人間が磨かれるという効果も、同時に見てきた。

今日の収穫は、ホウレンソウ・・・だいぶ大きくなったので、鍋にして、試食することにしました。