お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

秀吉死後の話

放送大学で、秀吉を視聴した・・・それも、死後の話。

秀吉は1598年62歳、赤痢で死去したが、豊臣家の将来を案じ、死後は神(軍神である新八幡神)となって守護することを願い、周囲に指示したという。
しかし、朝廷から賜った神は、豊国大明神で、阿弥陀峰に建立された豊国神社に祀られた。自ら神になることを願ったのは、秀吉が最初だという。

その神も社も、秀吉嫌いの家康が天下をとってからは、豊臣家のすべてが一掃され、亡きものとされたが、その人気は寛永に入って、太閤記として現れた。

そして、近代を迎え、明治13年に253年を経て、方広寺跡地に豊国神社が再興され、豊国大明神は復活した。さらに明治31年の三百年祭を機に、阿弥陀峰には廟が建てられた。
その亡霊は、現代も生きていて、テレビドラマ、アニメばかりでなく、いまの日韓関係にも大きな影を落としているというお話でした。

昼からは、明日子ども会の廃品回収があるので、家の整理で、畑はお休み・・・土手に植えたヒガンバナが、やっと少し増えてきて、これからが見ごろです。