お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

防空演習

今日も放送大学へいった。
利用している教室は、図書室と併用なので、余った時間には本を開くことにしている。
いま続けているのは朝日クロニクルで、ちょうど自分が生まれた1935年のページだった。

生まれた年が、どんな時代で、何があったのだろうと、丹念に読んだ。

始めのページを飾っているのは、防空演習の写真・・・小学生が紙の防毒マスクをして、空襲でやられた人を担架で運んでいるところ。
東京に敵機が来襲して、戦火を受けることを想定した、小学生も参加しての非常事の訓練だった・・・いまの地震津波にそなえる防災訓練とは、雲泥の違い。

日本に軍国主義が台頭してきた年だったのだ。翌年、それを決定づけた、かの2.26事件が起きている。

そういう時代に生まれて、いま平和な生活を享受できている幸せを、つくづく感じる。

今日の収穫は、畑のスイカ、そしてスーパーに並んでいた初物の梨。