お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

スズメのお宿

いまの家を建てて、もう33年になるが、建てた次の年の春、小鳥が巣を作り始めた・・・鳥は、ツバメとスズメ。
いまはもう、ツバメはもう来ないが、当時は家の前が一面田んぼだった。

しかし、残念ながら、ツバメは巣作りを始めたところで、白壁にその跡を残して、飛び去ってしまった。

幸いにも、残ったスズメは、以来毎年、大屋根の鬼瓦の中に巣を作って、ヒナを育てているから、わが家は、スズメのお宿になった。

そのスズメが、今日はさわがしい・・・ヒナが無事に育って、巣立ちの時がきたよう。

すぐ下のベランダをフンで汚されて、一仕事増やされるが、喜ぶべきか・・・

息子の話では、職場の大学図書館の池に、今年初めて、カルガモが12羽のヒナを生んで育てていたところ、それが8羽になり、5羽になり、3羽になって、ついに0になったそう・・・わが家は安全なんだろうなあ・・・