お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

STAP細胞のこと

今年もあと残すこと1週間になった。
自分自身もいろいろと問題を抱えた一年だったが、社会的問題で関心を寄せていた一つが、STAP細胞だった。
今日にいたって、その存在は否定され、論文は捏造と結論ずけられたようだ。
これは、我が国を代表する理研という最高研究機構が犯した、世界に恥ずべき問題と思わざるをえない。
それが、論文指導者の自殺と研究担当者の首切りで終わりそうである。

実験ノート一つ満足に書けない研究者とはいえない人物を採用し、しかも良心的で優秀な人材を死に追いやった責任は、だれがとるのか・・・国も理研も、トカゲの尻尾切りで、問題をうやむやに葬るのだろうか。

まことに残念な話である。

今日も雪が降って寒かったようだが、暮れを迎えて、やっと寒さに身体が対応してきたのか、この冬も何とか越せそうである。