お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

お土産のせんべい

M夫人からお土産のせんべいをいただいた。
しばらく見えなかったのは、また二泊旅行に行ってきたそう。ご主人がいた頃は、あまりお出かけしなかった人が、亡くなったいまは、よく行かれる。

いつも、長女の嫁ぎ先の一家にさそわれて、いっしょに車で行くという。嫁ぎ先も、先年主が他界したので、母親同士お互いに出やすくなったようだ。

よく旅行をするようになったのには、もう一つ訳がある。
M夫人にとても懐いている孫になる長女の子が、不幸にも肢体が不自由・・・その子がとても喜ぶので、両親が連れて行くとのこと。

いつ、どこに、どう生まれるか、人には選択できない運命であるが、生まれた時から知っている、この子はとても大事に育てられている。