今日は30度を超す蒸し暑い日だった。こういう日はおとなしくしているほかない。
それでも午前中は放送大学へ行った。視聴したのは「樋口一葉の和歌」ほか。
一葉といえば名作「たけくらべ」だが、はじめは和歌と古典の素養を積んで、歌人だった。
家計を担うことになってからは、和歌では食えないので、小説を書くことにした。
「たけくらべ」は金を得るため書いたという話は知っていたが、歌集もあるとは知らなかった。
モーツアルトも生活に貧窮して名曲を書いたというし、金銭目的で作られ、生まれた芸術作品は数多いと思う。
金銭ではなく、ひたすら真善美を追求するということは理想で、人は食うために働くということが現実なのか・・・