お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

無情

今日も事務所の電話番で、朝いつものように卯辰山の会館へ向かった。

国道から分かれて、この山に上る道はみごとな桜並木で、何本も道幅を広げるために切られたが、いまも残された老木が、みごとに咲くので、花の季節は、行くのが楽しい。

それなのに、市は車の通行の邪魔になるとかで、開花を目の前にして、この3月に無情にも伸びた枝を切りつめた。
せめて、今年の花が終わってからにすればいいのに・・・年度予算消化のにおいがする。

この坂の桜のなかで、一番先に咲くのが、曲がり角の家の木。
今朝見たら、三分ほどだったのが、この昼の気温上昇で、帰るときには、いっせいに開花していた。

花の季節を迎えると、何となく気分がウキウキしてくるのは、不思議だ。