「美の壺」は家内のお気に入り番組の一つ、昨日放送の加賀友禅をみれなかったので、録画しておいて今日みた。
このあたりでは、男のほうの両親が嫁さんに、この留袖をプレゼントするのが習わしらしいが、びっくりするほど高い。
多少の余裕があった現役時代に、着物の好きな家内に一枚作ってやれば、よかったのだが、実行せずじまいだった。
そんなことで、一人息子の結婚式のときには、金沢の貸衣装店で、家内が選んだ加賀友禅の留袖を借りることにした。
レンタル料に、京友禅だったら、十分に買えるほどの金額を支払ったが、これで家内の晴れの舞台を飾れた。
思えば、結婚25年で金のネックレスをプレゼントしたのと、これがせめてもの、わが甲斐性だったかなあ・・・