お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

悪い気はしない

Kくんの田んぼの稲刈りがすんだので、今日は田んぼのくず藁を拾いにいった。毎年このくず藁をマルチ代わりにしている。今年もさっそく、にんにくやタマネギ、大根畑にばら撒く。

30年前は家の前面は、一面田んぼで、200メート以上は離れている大通りからも、わが家が見えた。
それがKくんの親が亡くなり、田んぼを売ったので、今は家が建っている。その上、おばあちゃんが嘆くように、Kくんは、手っ取りく、現金収入があるので、田んぼをつぶしてアパート経営にのりだした。
もう田んぼは4枚だけだ。

Kくんと呼んだが、彼は私が務めていた大学の卒業生だから・・・もうけっこういい歳で、だんだん亡親父に似てきた。

血は争えない。子どもは、年とともにだんだん親に似てくるようだ。
私に似ていないと言われていた、わが息子もそうなってきたようだ。以前から声が似ていたようで、電話に出ると、よく間違えられた。

先日も、いつも電話をかけてくるTさんが、私が出たのに、息子と勘違いした。

実物は別にして、私の声は、若い人の声と聞きとられるよう・・・悪い気はしないなあ・・・