お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

日曜美術館

日曜美術館は欠かさず見ることにしている。
今日は藤城清治さんだった。以前那須高原に行ったとき美術館に寄ったが、その幻想的なメルヘンの世界に酔った。

それが10年ほど前に広島の原爆ドームが契機になって、新境地を拓いたという。
現実を深く見つめ、その姿をリアルに表現しようとする。

それは決して暗いものではなく、光に満ちた輝く希望の世界である。

いま89歳にして、震災や宮沢賢治の世界に挑戦する作品を制作する姿と言葉に感動した。

年齢に関係のない、その情熱と若々しさ・・・年取ったからなどと言っていられない。