お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

月よみ山路

小松にあるペインクリニックに行ったついでに、、松葉屋に寄って「月よみ山路」を買ってきた。

略してツキヨミと呼んでいるが、昔ながらの風情のある栗入りのむし羊羹で、竹の皮で包んである。
小松の銘菓になっている。

作っている松葉屋は嘉永創業の老舗。

先日奈良の義兄の不幸で、親戚が集まったが、義兄は生まれも育ちも小松だった。

その時義姉がこのツキヨミを食べたいという、また九州から迎えた嫁さんが、輪をかけて、一本でも食べられるなどという。

それで、傷心している義姉が、早く元気になるよう送ることにした。

午後、畑で採れた野菜も入れて、郵便局に頼んだ。

なお、このむし羊羹の名は、次の良寛の歌からとったという。

  月よみの 光を待ちて 帰りませ
    山路は 栗の いがの多きに