遠藤関、十両スピード優勝おめでとう!
久々に石川県から有望力士が出た。
石川県、とくに能登は相撲の盛んな所。相撲に関わるようになったのは、東京からこの地の高校に異動してから。
まったく柄でもないのに、相撲部の顧問にされた。だれもなり手がないので、何も知らない新顔に押し付けてきたのだ。
金沢では毎年6月に全国高校相撲大会を開催し、県内の高校のほとんどが出場する。
それは全校挙げての学校行事の一つで、これを目指して、4月から練習、練習・・・年輩のOB連中までやってきて、お祭さわぎになる。
同時に全校生徒参加の応援団が結成されて、さらにフィーバーする。
だれもなり手がいないはずだ。
ちょど、のちに横綱になった輪島が学校は違ったが、高校2年生のときで、通勤途上でよく、その大きな高校生を見かけた。
そんなことから、まわしは一度もしめなかったが、自然と相撲のことが分かってきて、興味も持つようになった。
今日の栃の若との一戦をみても、いい取り口だ。