お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

心の傷

今日、東日本大震災2年を迎えた。
深く心に傷を負った人々を思うと、真に痛ましい思いに包まれる。

身体の傷は時間と共に消え去るが、心の傷はそうはいかない。

A型という性格からも、私はなかなか心の傷が癒されないほうだ。

忘れようとつとめているものの、何十年も前に負った心の傷さえも、いまだ浮かんでくることがある。

それは・・・高校時代に、東大出のお坊ちゃん教師から、屈辱的な揶揄をうけたこと。
その後では・・・口論して、お互いに傷ついたこと・・・世話をして、足を向けては寝られないとまで言った人間に裏切られたこと・・・

初めて手に入れた自宅が災害にあって、辛い目にあったが、それはもうもう消えている。仕事で辛い目にあったことも、もう浮かんでくることはない。

そう考えると、いまも残っている私の心の傷は、特定の人間から直接的に負ったものだ。
こういう私自身にも、人の心を傷つけた思いがある。

もう、人間関係で傷つけあうことはしたくない。