お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

憲法の思い出

今日は憲法記念日。日本国憲法が公布されたのは、私が小学6年生の昭和21年(1946)11月3日だった。翌年5月3日に施行された。

何でこんなことを覚えていたかというと、公布されたこの日、私は学校代表に選ばれて担任につれられ、皇居前広場での祝賀会に行ったからである。ただ、それだけではない、私ともう一人T子さんもいっしょだったから・・・

当時はまだ終戦直後だったので、小学校も男女別学だった。私は男のクラスの代表、T子さんは女のクラスの代表。T子さんは頭もよく、器量もよく、人柄もよい女の子だった。言ってみれば、男の子の注目の的だった。

そのT子さんと、先生はついていたものの、一日いっしょに行動できたのだ。

T子さんとはそれっきりだったので、初恋ともいえないが、6年経って高校を卒業してから、ある時銀行へ行ったら、窓口に座っているではないか・・・ひそかに憧れていたんだ。

いまはもう遠い昔のお話でした。