お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

防寒靴

寒い日が続くので、雪の積もった道が凍って歩きにくい。いま履いている靴の底が薄くなって、すべると息子が言う。

もう結婚して子どももいるのに、息子のことになると、家内はいまもやたらに心配する。
これが母親というものか・・・

さっそく今日は、家内にせかれて息子の靴を買いにお里へ行った。実家は、家内の弟が三代目になる履物店だ。

もう店は100年以上続いていて、昔は下駄・草履を売っていたが、今は靴の専門店になっている。

私も家内もいうまでもなく、履く靴はお店の品物。当然ちゃんと代金は支払う。
靴の値段を表示している札には、裏側に符丁で原価が記されている。娘時代に店を手伝っていた家内は当然知っている。

家内はいつもぼやく・・・もっと安くしたら! 

その高い靴を買ってきました。