このところ、朝の冷え込みが厳しい。この寒さでインフルエンザの流行が急上昇しているという朝のニュースに続いて、ショッキングな事件が流れた。
地元の新聞には一行も載っていないが、北海道の新聞では昨日大きく取り上げられたようだ。
札幌のマンションで、二人住まいの42歳と40歳の姉妹の遺体が発見された。発見されたのは、この20日なので、報道されたのは1週間後である。
二人は、両親に早く死に別れ、姉は脳内血腫、知的障害のある妹は凍死だったという。
まだまだ若いのに、こんな死に方をするとは・・・哀れで、言葉にならない。
一人暮らしの高齢者の孤独死も増加しているし、ホームレスの人の凍死は日常だという。ただ、いちいち記事に取り上げられないのだ。
自由競争の名の下に、非情な生存競争が繰り広げられ、そのかげにこんなことが起きる。
これが人間の歴史の現実なのだろうか・・・