お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

結婚記念日に想う

今日は私たち44回目の結婚記念日、金婚式まであと目指すとこ6年、無事に迎えられるといい・・・

振り返れば、この長いような、短いような年月をよく二人ともしのいで来たと思う。

外の世界を知らない、商家の内娘が遅寝 遅起きから早寝早起きの、お金に不自由しない生活から乏しい給料の、サラリーマン生活に入ってしのいできた。

勉強の嫌いな女と勉強を糧にする男とがよくいっしょになった。

子どもは一人だったけど、無事育てた。

初めて買った家が災害にあったけど、みなさんの支援を受けて、また立ち上がった。

お互いに、病気の時は助け合った。

しょっちゅう喧嘩しながらも、分かれ話には至らなかった。

性格上の違い、育った環境の違い、生活習慣の違いから色々衝突した。違いがあるのが当然で、今もその延長線上にある。

それをお互いが許容してきたというより、我慢してきた、耐えてきたと言う方が適切だ。

心から感謝できる日はいつになるだろう・・・