お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

我が家のこと

今日も掃除、雨なので家の中をした。
8歳年下の家内も老いたのか、ふだんの掃除に掃除機を使わなくなった。コロコロと呼んでる、接着テープつきのローラーで畳や床のほこりを取るだけ、はたきや雑巾を使っての拭き掃除などとんでもないこと。

そこで私が天井やら壁やら照明やら障子やら机やらテレビやら・・・に溜まったほこりを払って、掃除機をかける。それも盆前と暮れの年2回ほどだから、我が家はほこりだらけの家だ。

それなのに、エアコン付き、空気清浄のマイホームに住んでいて、しょちゅう風邪をひく息子夫婦と違って、風邪はひかないし、腹を下すこともない。

もう30年経つ、古風な木造家屋なので、どこからか隙間風が入ってきて、寒い家だ。暖房は、掘りごたつに石油温風機。かえって、今風の家より健康にはいいのかもしれない・・・

しかし、今になって考えると、数奇屋風の家が好きで、座敷やら家の外見などにこだわったが、そんなことより、機能重視の家にすればよかったのでは?

家内一人になって、買ってくれる人があったら、最新設備の住み心地のよい施設に入ったほうがいいと思う。

マイホームをこれまでに2回新築した。3回目を建てるお金も元気も、もうない。

だから、私は今のこの家と運命を共にするしかない・・・