お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

接骨院通い

もう2ヶ月経つが、散歩の途中に痛みがきて、歩行困難となった。痛みをこらえながら、やっと家に戻った。しばらくすると、痛みは引いたが、それからは15分も歩くと左腰から左足内側にかけて、痛みがはしる。それから接骨院通いがはじまった。

老いは、耳からはじめにくるという。高い周波数の音が聞こえなくなる。7、8年前の聴力検査でわかった。いま特に不自由は感じないが、電子レンジ出来上がりの音がわからないぐらいか。隣家の子どもが騒いだり、赤ちゃん泣いたりしても気にならないのは、けっこうなことだ。

また、生は上から、死は下からという。赤ちゃんは、はじめに首が座り、さかんに寝返って背筋が強くなると座位ができ、はいはいで腰、足が発達して、立って歩くようになる。
足にきて、腰にきて、頭にきたらもうお仕舞い・・・

いよいよ来たかと思った。整形外科には行きたくない。義弟がテニスで膝を痛めてから、あちこちの接骨院を渡り歩き、やっと今かかっている所で、良くなってきている。そこを紹介してもらい、ちょっと遠いが行ってみた。車で40分はかかる。今日も行ってきた。

そこは電気マッサージほか器械はいっさい使わない。椅子とマットがあるだけ、治療は接骨医が指圧するのみ。それでも患者でいっぱいだ。

効果はでてきた。左腰に多少の違和感があるものの、永い歩行にたえられる。
もう一つ気がついた。かって夏に冷房をかけて就寝し、冷えで左膝がやられ、それが腰にきた。膝サポータをして冷えないようにしたら、直った。

いまも、この暑いのに、左膝のサポータははずせない。腰痛との闘いがはじまった。