お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

お茶のこと

今朝見たら、玄関先のシュウメイギクが一輪初咲きしている。家内が好むお茶ばなで、清涼感を漂わせる、素朴な花である。
お茶のことになると、わがは無縁だが、家内は嫁入り前の修業の一つとして、表の免状まで取った。その授業料のかかった紙ぺらをみせてもらったことがあるが、何だったか覚えはない。

それでこの家を建てる時に、茶棚をもうけ、座敷に炉を切って、いつでも点てられるようにした。炉縁から風炉、屏風など茶道具一式もそろえた。
それがどうだろう・・・この37年間一度も使われることなく、いまになった。
新品だから、それらの道具をメルカリに出して、処分すればいいと内心思っているが、ウンとは言わないだろうなあ・・・このまままったくのムダに終わりそう。