お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

お笑いのこと

今朝の新聞に載った、五木寛之氏のコラム「笑いの渦のなかで」には共感した。ヘンリーミラー氏と一緒にラスベガスを訪れたときの話だった。
五木氏が満員の客が芸人のひとことに大爆笑するシーンに感心したつぶやきに、ヘンリー氏はこう答えた・・・「いや、アメリカ人はみんな、ふだん死ぬほどストレスを抱えているのさ。必死で笑ってるんだよ。可哀相に」

笑いはいちばん健康にいいといわれる。
ひと昔前からすると、いまはお笑い芸人が全盛で、何か面白いことをいう人間がもてはやされるようになった。NHKの娯楽番組も、民放並にそんなタレントで埋め尽くされるようになった。
それが悪いこととは思わないが、それだけ日本もアメリカ並みに、バカ笑いが必要なストレス社会になったということだろう。

バンドのライブが大人気なのも、大音響にひたり、騒ぎたいだけ騒いで、吐け先のないストレスを発散する機会になるからに違いない。

今日の頂きもの・・・忘年会で当たりました。