お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

無念な話

今日は職員のNくんの都合があって、代わりに電話番に出た。花冷えになったが、もう散り際なので、卯辰山に行く車の通りも少なくなった。

その一台が玄関横の駐車場に入ってきた。来客かと思いきや、見慣れぬ女性だった。用件を聞くと、新入社員研修会に行くという。
県が経営する施設で、常盤町に同じような名称の研修センターがある。以前青年会館と称していたが、立ち行かなくなって、県が買収し、総合を冠し、ここに似せた紛らわしい名称に変えた。女性はそこと間違えて、来たのだった。
この方ばかりではなく、今になっても、よく間違えて来る人がめずらしくない。官営民圧のあおりを受けて、その後、わがボランティア先の研修施設は廃業に追いやられた。

返す返すも、無念な話である。

今日の花は、昨日載せられなかった、燃えるような赤のボケ。