昨日今日と工芸展巡りをした。昨日は、２１世紀美術館、しいのき迎賓館にＫＵＭＵ金沢、そして今日は県立美術館を回った。
絵画をはじめ、美術工芸品を観賞すると、何となく心が和らぐのはなぜだろうか。どの作品もアーティストが心を込めて制作したに違いないが、特に名品といわれる美術品はそのオーラを放っているのだろうか・・・残念ながら、感受性に劣るわがは、その光を視ることができないが。
回ってみて、いちばん良かったと感じたのは、ＫＵＭＵ金沢だった。
「やきものの現在（いま）」をテーマに、ホテル全館を借り切って、各客室を、それぞれ陶芸家がレイアウトして、その作品を展示していた。そして、マンツーマンの会話もできた。展覧会にしては、オリジナルな企画で、とてもおもしろかった。
素人にとっては、作品ばかりでなく、制作者自身と触れ合うことのできる、こういう企画は、とても魅力的だ。
