お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

遊び心

放送大学で「メディア遊び」という言葉を知った。この言葉でいう遊びはゲームのような娯楽をさすではなく、通常の使い方ではない、想定外の利用のしかたらしい・・・

その例として、メディアアートの分野で生まれた「連画」が紹介された。上の句と下の句を交互に歌っていく連歌を、絵にしてみたらという意味だそう。

二人のアーティストが、はじめの描いた足の画をベースに、次の画を描き、次々とネット上で交換して、想像力を発揮していく・・・遊び。
そして、最後は、はじめとは似ても似つかぬ画の世界になる。

こういう遊びが元になって、既成のものから、何か、新しい創造的な物事が生まれてくるらしい・・・

思えば、わがサラリーマン人生全体が既成の世界の中で、そのルールにおおかた従ってきたから、平々凡々なものだった。
仕事上やってきたことで、これという、創造的な成果はなかったし、これといった芸も遊びももたなかった。

いい意味の遊び心というか、心に余裕がなかったんだなあ・・・

今日の頂き物は、二人ともの好物「月よみ山路」・・・年に一度は顔を見に行く、退職もいっしょにした最後の同僚H氏から、ダイコンのお返しでした。

この寒いのに、使っている灯油ストーブがおかしい、明日直しに出そう・・・