今日は節分、明日はもう立春。
暦の上だけでなくて、このところ春のような暖かい日が続く。日も段々長くなってきた。
この分だと、今冬は雪の心配はなさそうだが、暖かくなってからの水不足や田畑の虫害が気になってくるから勝手なものだ。
今は昔のお話・・・
大戦前の東京は渋谷で生まれ育った。子どもの頃は、冬は朝氷も張ったし、けっこう寒かったが、雪はめったに降らなかった。
一冬に一回あるかないかの積雪の日は、小学校の1時間目は雪合戦になった。
そして節分の日の夜は、近所の家々から、豆をまく「鬼は外、福は内」の大声が聞こえたものだった。
昔から金沢には、そのような慣習はないよう・・・どこも今は、コマーシャルベースに乗せられて、海苔巻きを食べるのが盛んなようだ。