お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

汚な美しい

ニューキッチンで始めて、今日家内が料理をした。

したのは、昨日いただいたこごみの天婦羅。その前がたいへんだった。新しいキッチンを汚したくないと言うので、ヤマキシまで油ガードを買いに行き、その上アルミ箔を敷き準備した。

新車を買ったときと同じ、何でも新品の使い始めは大事にするが、その中だんだん億劫になってしなくなる
だろう・・・

困るのは、新しくすると、周囲の古いものがやたらに目に付いて、いちだんと傷や汚れが気になること。

そこでついでに、素人でも手軽にできる補修剤も買ってきて、木部のはげたところや、釘の跡などを埋めてみた。乾いたら、色を塗って誤魔化そう・・・ばあさんの化粧といっしょで、ほどほどに少しは見よくなるかも?

30年前、今の家を建てた大工が先を見込んで、「汚な美しい家」にと言った。

そうなってくれるといい・・・人間だってそうじゃないかなあ・・・