お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

老化のはじまり

今朝また手の指の爪が割れた。昨日雪かきをして、手が凍えたせいなのか・・・
カルシュームは十分摂っているから、爪が弱くなったのも加齢が原因だ。

啄木ではないが、よく働いてきて、いまも活躍している我が手を見ると、俺も年取ったなあと感じる。

人の身体の成長は24,5歳までで、それからは下降していくというが、日常生活で不自由を感じるようになるまでは大丈夫だ。

それを強く感じたのは、50台に入ったある日、朝新聞を広げたら、活字がかすんで見えた時だった。それから字を読むときは、老眼鏡のお世話になりはじめた。

子どもの頃から、なぜか右眼だけ視力が衰え始めたが、ずうーと左眼は1.2で、いまでも1.0はあるだろう。片目だけ極端な近眼、左右の眼のバランスがとれないので、通常はメガネを掛けないでいる。

老眼の先に、ダメになったのは歯。兄弟みなそうだが、歯が弱い。私は甘やかされたせいもあって、子どもの時から虫歯が進行した。虫歯で入院などという話は聞いたことがないと思うが、30台で歯槽膿漏で金大病院に入院し、一度に8本も抜いた。

いま元気で三度三度食べられるのは、入れ歯のおかげです。

そしてオシッコが出にくくなった。

この頃進行しているのは耳。大きく、はっきり、ゆっくりでないと人の話が聞き取りにくい。

昔の人は、俗にハメマラといった。

正にその通りだった。