お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

不思議な存在

時々小雨のお天気の中、今日は気温も少し低いし、午前中は畑仕事をした。伸びてきたネギの土寄せ、タマネギの種まきをしてから、ハクサイ苗を定植した。ネギ、タマネギ、ハクサイなど、市販の苗ではなく、みな種から作ることにしている。種を播いて、苗を育てるのも、野菜作り楽しみの一つである。
途中で同じ畑仲間のSさんが声をかけてきた。姉のところからキャベツとブロッコリーの苗をもらってきたので、いらないかという。作る予定がないのでいただなかったが、姉の嫁ぎ先は苗を市場に出している、いわば苗農家だそう。たくさん作るので、残るのだろう。

思えば、あの小さな種のつぶが時と共に生長して大きくなるのだから、見慣れてしまったから、何も感じないが、不思議なことだ。中でも、人間がいちばん不思議な存在で、とくに自分という意識をもった存在はどう考えても、分からない。
この問題を青春時代から、ずっと抱えたままこれまで生きてきた。そしてこのまま逝くのだろう・・・