お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

人新世とは

放送大学から新学期の教科書が届いた。新しく開講される「人新世」時代の文化人類学のテキストである。人新世とは聞きなれない語であるが、現代を地質学上の区分からさす用語である。
テキストによると、現在形成されつつある地層は、人類という生物種の活動による地球環境の変化によって「完新世」とは異なる地層となりつつあり、人類の活動の痕跡が地層に永続的に残ることが予想されるという。
いま発掘される化石によって年代測定がなされ、年代区分がされているように、新たに人類の活動の痕跡がこの地球上に刻まれて、一地質年代を形成するという仮定上の語と解した。
どんな講義が展開されるのか、いまから楽しみにしている。