お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

石けんを使って手を洗わない

夏になって、ここずっと悩まされてきた手のかゆみ(湿疹)がやっとおさまってきた。年齢からする老人性乾皮症と半分はあきらめていたが、やはり自然治癒力というか、自己免疫力というか、まだその力がわがの身体にはあった。

きっかけになったのは、馴染みの鍼灸師のアドバイスだった。石けんを使って手を洗わないということだった。石鹸は皮膚のよごればかりでなく、皮膜やその脂肪分まで洗い流してしまうから、表皮を傷つけてしまうことにもなる。わが手は、よく畑仕事をして土にまみれるから、最後は必ず固形せっけんで洗い落とすし、また外出から帰宅したら、外では何かに触っているから、除菌のため、キレイキレイで手を洗うのを習慣化している。
その石けんを全部やめ、ただ水で洗い流すだけにした。そして入浴やシャワーも、頭にシャンプーを使うだけにした。

乾燥地帯の人たちは、お湯で身体を洗うのは、一生で誕生と結婚式の前だけというから、人間の皮膚にも、動物と同様、自然にそなわった浄化力があるに違いない。