お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

HDIとは

やっと今日でいやな2月ともお別れになる。天気も悪いし、放送大学へ行くことにした。

今回から高橋和夫講師の「世界の中の日本」を視聴する。氏は国際政治学者で、その見識には学ぶことが多い。今日のテーマは「新しい国家像」だった。そしてグローバル化に立ち向かう日本の将来像のモデルとして北欧5か国(アイスランド、ノルウエイ―、スウェーデン、デンマーク、フィンランド)をあげた。
はじめに、国際比較で国のレベルを計る数値として、いちばんよく使われる国民総生産(GDP)や経済成長率とは異なる、はじめて知る人間開発指数(HDI)を上げた。これによると、2013年では、総人口1千万以下の小国が5か国10位以内に入っていて、ノルウェーは連続1位であり、日本は10位にランクされている。(翌年、日本は香港、韓国以下の17位に後退した。)そして、グローバル化の世界は、小国優位の時代であるとした。

人の幸せを、その所得で計ろうとすれば、上には上があってきりがない。所得はほどほどにして、みんなが健康で、自由で、質の高い文化生活を享受できる社会こそ理想とすべきであろう。

今日のささやかな幸せは、昼に(ポイントカードで)おいしいエビフライとヒレカツを食べてきた・・・その代り、夜はいりません。

人間開発指数(HDI)とはなにか?(UNDPホームページから)
人間開発指数(HDI)は、保健、教育、所得という人間開発の3つの側面に関して、ある国における平均達成度を測るための簡便な指標である。1990年に刊行された人間開発報告書創刊版のために、パキスタン人の経済学者である故マブーブル・ハックがノーベル経済学賞受賞者であるアマルティア・センやそのほかの優れた人間開発の専門家の協力を得て考案した。所得水準や経済成長率など、国の開発の度合いを測るためにそれまで用いられていた指標にとって代わるものとして、この指数は導入された。