お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ビジョンのこと

今日の講義は「企業のレジリエンス」だった。講師の話では、人が生きていく上で、大切なことはいろいろあると思うが、その一番は、仕事の幸福、自分の仕事に喜びを持てることにあるという。

それゆえ、社会に貢献するための、明確なビジョンを持ち続け、企業と個々の社員が仕事に幸福感をもってやれる会社はリスクからの復元力があるとした。
その事例として、タオルで有名な今治市のタオルメーカーである池内タオルのケースを紹介した。タオルの下請けをしていて、発展途上国の追い上げによる問屋倒産の連鎖で倒産し、それから高級品志向の自社ブランドのメーカーとして立ち直った会社だった。
今のビジョンは「赤ちゃんが食べられるタオル」の製品化だそうで、究極の安全志向を目標においている。
こういう会社で働ける人は幸せだと思うが、はた現役を引退したわがのことを思うと、そのささやかなビジョンは・・・みなさんに喜んでいただける野菜作りか?

今日の収穫は、虫に食われた中島菜。